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睡眠 LIFE STYLE おすすめ

睡眠と免疫力の関係とは?

睡眠と免疫システムというのは

密接な関係があり、さまざまな研究報告があります。


しかし近年「睡眠負債」というワードが登場するほど、

現代では仕事やストレスに追われたりして、

なかなか睡眠時間がとれない人が多いのも

実際のところです。


健康に気遣うのであれば、

その中で重要な「睡眠」にも

目を向けておきたいものですよね。


というわけで今回は、睡眠と免疫の関連性について

解説していきます。


睡眠は、免疫力アップの効果がある

ベッドルームの画像

風邪をひくと、人は本能的に普段よりも睡眠時間を増やそうとします。

熱が上がると頭がフワフワする、意識がもうろうとする、

というのは睡眠時間を増やすためなんですね。


では、風邪をひくとなぜ眠たくなるのでしょうか?

答えは、十分な睡眠は免疫力を増やすことができるからです。


男女19人にA型肝炎ウイルス(HAV)ワクチンを接種した後、
それぞれの抗体生産量を調べる実験がありました。

すると、
「摂取した日の夜にしっかり睡眠をとった人」は
「徹夜して睡眠不足になった人」とくらべて、

“4週間後のHAV抗体が2倍ちかく多かった”

という結果が示されました。


たった一晩の睡眠不足でも、これだけ長期的に

人間の免疫システムに影響を及ぼす、

ということがこの研究結果で明らかになっています。


つまり、睡眠と免疫力には密接な関係があることを

人の体が本能で理解しているので、

体を眠らせることで風邪と戦う態勢を

作っているというわけですね。


人間を眠らせることで、他の活動をさせないようにして

ウイルスに対抗することだけに専念させようとします。


免疫を高める「サイトカイン」

風邪をひくと、

インターフェロン・インターロイキンなどを含めた

「サイトカイン」と呼ばれる物質が体内に出されます。

いわゆる「からだの防御システム」ですね。


このサイトカインが、

免疫を増強するだけでなく、発熱を促したり

深い睡眠をさそいます。


また、実際に眠りにはいると、

睡眠前~睡眠前半に多く分泌される「メラトニン」という

ホルモンが放出されます。

このホルモンは寝つきをよくすることに加え、

細胞の修復などに役立ってくれます。


睡眠時間が長いほど、風邪をひきにくい

薬と体温計の画像

風邪をひくとウイルスと戦うために

眠たくなるのですが、

その前にしっかり睡眠時間を確保できていると、

免疫力が上がるためそもそも風邪をひきにくくなります。


逆にいえば、

睡眠不足に陥っていると、

免疫力が低下し風邪やインフルエンザに

かかりやすいともいえるでしょう。


カリフォルニア大学サンフランスシスコ校の

アリク・プラザー博士の実験は、

しっかりと睡眠時間を確保することが、

「風邪をひきにくい体にする」ことを証明しました。


実験内容は、

150人以上の健康な男女を集め、睡眠時間をそれぞれ計測し、
次にそれぞれを隔離して、
ライノウイルス(鼻かぜのもとになるウイルス)を鼻に
注入しました。

また、1週間の睡眠時間の平均によって4グループに分け、
感染→発症するかどうかを調べました。

すると、

5時間未満のグループ→50%が発症
7時間以上のグループ→18%が発症

という結果になり、
睡眠時間と感染率は比例することが明らかになりました。


質のいい睡眠と十分な睡眠時間の確保は、

健康にとってとても重要なテーマ

ということですね。

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