リラックスしている男性の画像

睡眠 LIFE STYLE おすすめ

昼寝の時間はどのくらいとるのが効果的なのか

皆さんは、昼にちょっと眠くなり、休憩時間に

うたた寝をしたりすることがあるでしょうか。


そもそも、人間はなぜ日中に眠たくなるのか?

夜寝ているのに、不思議ですよね。


今回は昼寝の効果と、

どのくらいの時間の昼寝が最も効果的なのかを

解説していきます。


なぜ、昼に眠たくなるのか

昼間になぜ眠たくなるのか、という部分は

食後の血糖値が関係してきます。


昼食をとると、血糖値が上がります。

血糖値が上がると、人間は眠気を感じます。

お腹いっぱいになって眠たくなるというのは

ごく自然なこと、というわけですね。


また、朝から活動していると

一定の脳負荷がかかって、そのストレスから

脳をいったん休ませるように

人間の体が指令を出します。


そのタイミングがちょうどお昼どきになるから、というのも

一つの要因として挙げられるでしょう。


積極的仮眠(パワーナップ)

パワーナップというワードがあります。


これは、昼寝(nap)とパワーアップ(power up)を

掛け合せて作られた造語です。

基は睡眠研究の権威ディンゲス氏とローズカインド博士が行った研究で

初めて提唱されたものでした。


研究内容は、

ポイント

長時間のフライトを要求されるパイロットが
最も効果的に認知力の低下を最小限に収めるには
どのような仮眠のスタイルをとればいいのか?
というものでした。


パイロットという特殊な職業は、

当然ながらミスを犯すとそれが乗客全員の

命を脅かす飛行機事故の一因となります。


また機体損失事故の68%が降下を開始してから着陸までの間に

発生していて、

長時間のフライトで疲れ切った状態が

いかに大きなミスを引き起こすか、ということが

見て取れます。

それをどうにかして改善しなくてはと考えるのは

当然のことです。


最終的には、「20分の仮眠」を

「フライトのはじめのほうにとること」が最も

注意力・判断力の低下を予防させる、

という結果になりました。


そこから、

「計画的に仮眠をとること」、

これをパワーナップ(積極的仮眠)と呼んだんですね。


つまり、長時間労働だったり日中ほとんどの時間に

集中力を必要とする作業をする際、

疲労が溜まってミスすることが分かりきっているので、

途中休憩として仮眠を計画的にとりましょう、

ということです。


判断力の低下をできるだけ予防して

体をリフレッシュさせ、

頭を整理させる必要があるときに

このパワーナップという言葉が使われます。


注意ポイント

ただし、パワーナップさえとれば
疲労がとれるというわけではなく、
基本的な「夜間の睡眠時間の確保」をしないと、
パワーナップだけでは判断力の低下を
完全に予防することは難しいでしょう。

仮眠はあくまで仮眠ということですね。


昼寝の時間はどの程度とるのが最適なのか

先述のとおり、

パワーナップ(積極的仮眠)では

20分ほどの仮眠をとることが

推奨されています。


本当に20分程度のほんのわずかな時間の仮眠が、

長期的にも良い影響をもたらすのでしょうか。


昼寝の時間と認知症の発症リスクの関係性の

研究があります。


これは日本の国立精神・神経医療センターが

高齢者337人のアルツハイマー型認知症者と

その配偶者260人に対して行ったものです。


まったく昼寝をしない人に比べ、

「30分未満の昼寝をする人」は、

認知症発症リスクが約1/7まで低下していた、というのです。


そして「30分~1時間の昼寝をする人」も、

まったく昼寝をしない人と比べると

発症リスクが約半分になるという結果が明らかになりました。


1日ほんの少しの時間でも、仮眠の効果は

侮れないということですね。


ところが、「1時間以上昼寝をする人」は、

まったく昼寝をしない人と比べると

発症リスクが約2倍になるという結果も出てきました。


そもそも1時間以上も仮眠時間をとってしまうと、

夜の睡眠時間に影響してしまい、

脳に余計なストレスがかかりそうですよね。


よって、

ポイント

・1時間以上寝ると、認知症発症のリスクが高まる
・そもそも日中にうたた寝でなく、ぐっすり寝てしまう場合は
 睡眠不足に陥っていたり疲れが溜まっている場合が多い
・昼寝の時間が長すぎると、夜に寝つきが悪くなり
 結果的に脳にストレスがかかる

といえるでしょう。


昼寝をしすぎて頭が寝ぼけた感じになる、

明らかに体がだるくなるといったようだと

眠りすぎのサインですね。


上記のことを考えると、

昼寝は30分未満にしたほうが良さそうです。

-睡眠, LIFE STYLE, おすすめ

Copyright© GIN LIEE , 2020 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.