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仮説思考とは

物事の結論を導き出すとき、

あるいは問題解決をしたいとき、

大事になってくるのがこの「仮説思考」です。


仮説思考とは、

問いに対する仮の答えである「仮説」を立て、その仮説が正しいかどうかを
検証しながら、結論の質を高めていく思考法

のことです。

しかし仮説思考とは具体的にどういった思考法なのでしょうか。

今回は、この「仮説思考」について解説していきます。


まず、仮に結論を出す

仮説思考にもっとも重要な要素になるのは、

「手元にある情報や自分の知識から、仮に結論を出してしまう」

ということです。


仮説思考では、この部分を最も重要視します。


というのも情報というものは膨大で、

資料を見つけようと思えばいくらでも見つけられるものです。


むやみやたらに問題解決のための糸口を探るために、

ひたすらに資料を集めていくと、

情報を集める時間も、その情報を分析する時間も必要になってきます。


情報をすべて網羅してから結論を導き出そうとするのは、

非常にコストパフォーマンスが悪くなります。

情報量が多ければ多いほど、非常に良い選択ができると

信じている人も多いですが、

ある意味これは自分の仕事を膨大に増やしてしまうことにもなりかねません。


なので「仮説」を先に立てておき、全体の見通しを立てたうえで

問題解決を進めていく「仮説思考」が必要になってきます。


仮説は間違っていてもいい

また、仮説自体は「仮説」でしかありませんから、

それが本当に正しいのかどうかは検証してみないと分かりません。

ここで気になってくるのが、

「あてずっぽうなのではないか」
「全然必要な情報が揃っていないのに、仮説を立ててアテになるのか」

という点です。


しかし、前述のとおり、「仮説はあくまでも仮説」です。

絶対に一発で当てないといけないクイズでもありません。

検証してみて、それがどうやら当たっているようだというときは

そのまま進めればいいですし、

データをとっているとどうやらその仮説が間違っているようだと

いうときには、修正すればいいだけです。


「〇〇と〇〇は相関があるようだ」という仮説を立てて、

実際に統計を出してみると

「いや、〇〇と〇〇はどうやら相関関係にないようだ」というときは、

また別の「〇〇と〇〇」を探せばいいのと同じことです。

むしろ、仮説を立てることによって、

答えの選択肢をどんどん狭めることができます。


そうやって仮説検証を繰り返すことで、

答えが少しずつ明確になっていくわけですね。


仮説思考を身に着けるためには

仮説思考力を身に着けるには、

身近なところでも「なぜ?」という自問自答を

繰り返すことが大事といわれています。


たとえば、

「なぜ、あそこのレストランは客の入りが悪いのか」という疑問の中で

仮説を立てる場合。

「店員の愛想が悪いから」
「立地が悪く、車が入りにくいから」
「価格設定が高いから」
「おいしくないから」
「店内があまり奇麗でないから」

といったような仮説が、特にコンサルタントのような職に就いていなくても

湧いてきます。


そしてこの数々の仮説に対して、

もっと深く掘り下げていきます。


たとえば「店員の愛想が悪いから」という

仮説に対して、「なぜ」をまた繰り返します。


「店員の給与が安くて、モチベーションアップにつながらないから」
「もともと接客業に向いていない店員が多いから」
「職場の人間関係が劣悪で、常にピリピリした空気が流れているから」

といった具合です。


「店員の愛想が悪く、新規客は来るが常連客に結びつかない」といったような

部分に原因があるとしても、

更に深く掘り下げていくと、対処しなくてはならない部分は

違うということが分かります。


必要があれば、さらに掘り下げる必要もでてくるでしょう。


仮説思考というのはこのようにして研ぎ澄まされていくものであり、

ここから検証を繰り返すことによって、その仮説が

「これは違う」「これはどうやら核心をついているようだ」と

「本当の結論」になり、解決すべき問題点として

浮上してくるといえるでしょう。

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