プロセス思考

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プロセス思考とは?

人は、日常生活でもビジネスの場面でも「いろんな思考」を使っています。


常識の逆転の発想をする「逆説思考」や、

結論と根拠のつながりを論理的に考える「論理的思考(ロジカル・シンキング)」など。


そして数多くある思考法のなかに、

「プロセス思考」

というものがあります。


さて、プロセス思考とは、いったいどういった思考法なのでしょうか。

今回は、このプロセス思考に焦点を当てて話を進めていきます。


プロセス思考とは

プロセス思考とは、

メモ

結論だけでなく、そこに至るまでの過程にも目を向ける

ものです。


「結果至上主義」は、結果を追い求めるのには最適です。

しかしその時のパフォーマンスは良くても、結果ばかりに目を向けていると

そこで生まれるプロセスの「利点」や「欠点」、

「何が良くてどの部分は改善の余地があるのか」というところまで

見えなくなってしまいがちです。


どんな人がプロセス思考に向いているのか

プロセス思考に向いている人というのは、

「完璧主義な人」です。


完璧主義な人というのは、実際に完璧を求めすぎてしまい、

完璧でない状態を作り上げることができないと分かると、

一気にモチベーションが下がったりそもそも動き出せなくなってしまいがちです。


ポイント

山頂を見すぎて、圧倒されてしまい、
「自分はあそこに登りたいけど、とても登れない」

というような心理状況になりがちなのが「完璧主義」な人です。


そういう人は、まずは1歩1歩どうやって登っていけばいいのか、

どういった道を選んで登ればいいのか、

なんの準備が必要なのか、

といったような「目の前にあるハードル」に一つ一つ集中して

登っていくことが大事になります。


山の頂上を毎日見ているようだと、

「今日も、登り切れなかった」

「今日も、登りきることができなかった」

という「タスクが未達成の状態」という心理状態しか生みません。

そういう状態は、ストレスを生み出してしまいます。


プロセス思考だと、

目の前のことを着実に一つずつ進めていくことができます。

「頂上に登れなかった」ではなく、

「頂上に登るためにどのように行動したのか、その改善点は」といったように

具体的な方策を立てることができるわけですね。


プロセス思考の手順

プロセス思考の手順を確認していきましょう。

目標と結果を可視化する

可視化、というのは「見える化」のことですね。

事前に目指していた目標と、実際にどこまでたどり着いたのかというのを

明確にします。


職員が100人いる会社が「職員の職場外への研修率100%」を目指していたとします。

しかし、年度内に職場外研修に行ったのは50人でした。

「100人いて50人は外に研修に行ったが、残り50人はいかなかった」といったような

結果になります。


プロセスとアクションを可視化する

では、「100人いて50人は研修に行ったが、残り50人は行かなかった」という

結果になるまでの過程を可視化します。

次に、プロセスの中でどのようなアクションをとったかというのを明確にします。


ポイント

たとえば、プロセスが「職場外研修の励行」→「具体的なサポートの提案」の場合。

「職場外研修の励行」のアクション:職場外研修のパンフレットの配布など。
「具体的なサポートの提案」のアクション:出張費用を提示するなど。


評価・改善する

プロセスの良し悪しを評価します。

評価としては、

ポイント

・プロセスの流れとして不自然ではないか
・余計なプロセスはないか、足りないプロセスはないか
・改善できるプロセスはないか

が基準になります。

たとえば「具体的なサポートの提案」の改善点の場合。

「出張費用を提示する」だけでは足りないから

年2回までは出張費を出すとか、特定の研修会に行くと院内の

勉強会は免除にするとか、そういった内容になりますね。


プロセス思考の重要性

結果至上主義で問題になるのは、

「結果が出せないようなプロセスは、すべて無駄である」と

考えがちなことです。


プロセスそのものが悪かったんだとか、

行動しないほうがいいのだ、と言う風に

人間は考えがちになります。


しかし、結果が失敗したり思ったような結果を導き出せなかったとしても、

「プロセスのどの部分は良くて」「どの部分が改善の余地があるのか」といった

分析は必須です。


プロセスというのは、「小さなゴール」でもあります。

小さなゴールを積み重ねていくうちに、

とてつもなく遠く感じていたゴールに、いつのまにかたどり着きます。


まずは足元を見て、

「小さなプロセス(ゴール)」を

踏んでいくことが大事ですね。

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